むち打ち治療
むち打ち症は、正式には「外傷性頚部症候群」や、「頚部捻挫」などといいます。
車での追突事故などの際に、首や背中に衝撃がかかり、首がムチのようにしなることから生じるので、むち打ち症と呼ばれています。
その怪我の度合いも、首や 腰の筋肉・靭帯にとどまるものから、交感神経や神経根に障害が及ぶもの、脊椎本体に障害が及ぶものまで、様々な症状があります。
むち打ち症の大きな特徴は、受傷直後には往々にして自覚症状はなく、あるいは現れても 軽い痛みだけという点です。
たいていは受傷の1~2日後から症状が現れ、また受傷から1週間たってから発症するケースもあります。
むち打ち症には以下の種類があります。
■ 頸椎捻挫
首の筋肉や靭帯などが損傷され、首、肩、背中の痛みや運動制限が起きる症状です。
■ 神経根症状型
頚椎から出る神経が圧迫されることにより、首の痛みや頭痛、腕のしびれやだるさ、筋力低下するなどの症状です。
■ バレ・リュウ症候群型
後部交感神経の損傷や圧迫によって頭にいく血流が低下することで、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、眼の疲労などが起こる症状です。
■ 脊髄症状型
その他の症状
車内にぶつけた、衝突した、跳ねられて地面に落ちたなどで多い症状です。
特に歩行者や自転車など、いわゆる交通弱者が被害者の場合は、その損害程度も複雑であり重くなる傾向にあります。
たとえば・・・
■ 背部・胸部
頸部に伴った背部の痛み、筋肉の張り感・シートベルトによる圧迫損傷・ハンドルに胸部をぶつけ打撲等…
■ 腰部
急激な衝撃による痛み(いわゆるギックリ腰)や腰椎のズレによる神経症状、足へのしびれ感
■ 膝
膝の靭帯損傷・捻挫・地面や車両、ダッシュボードに打ち付けたことによる打撲
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