交通事故のむち打ちって?

おはようございます、院長の平野です^^

交通事故のむち打ちって何を言うのでしょうか?

首、肩のだるさ、動かしにくい、頭痛、頭重感、全身倦怠感、朝起きれない・・・

事故の大小、歩行中か、自転車か、車等か、どこから当てられたか、当たったか、

どの席に座っているか、他いろんな条件でケガも症状もさまざまです。

病院の診断名は「外傷性頸部症候群」

分かりにくい病名ですよね~

少し詳しく書きます。

外傷性頚部症候群は 以前、追突事故などで頸部がむちのように前後に撓るために損傷されるとして、むちうち損傷と呼ばれた時期もありましたが、診断名としての"むちうち"は加害的な病名であり、患者さんに過大な不安を与える点では不適切なものといえます。

なので、現在ではむちうち損傷という病名は使われず、外傷性頸部症候群、もしくは頸部(頸椎)捻挫、頸部(頸椎)挫傷と表記されています。
この症状には頭痛、頚部痛、頸椎の可動域制限が3大症状で他に頚部から背部にかけての疼痛、肩関節から手指迄のしびれや機能障害、筋緊張、眩暈、耳鳴りなどのバレルー症候群などが発現してきます。

外傷性頚部症候群による肩上部の痛みだけではなく、肩関節の疼痛、可動域制限があることも。

ハンドルを握っている状態で後ろから追突され背中をシートから押されて、頚部はもちろん過伸転され、肩関節は水平外転位にて過伸展を強要され前胸部も過伸張されて肩関節捻挫を発症することあります。

【参考】頚部には引張荷重、剪断荷重、伸張モーメントが掛かり、胸部には胸部傷害、胸部変位、脊椎加重モーメント等を受ける事が科学的にも証明されております。

ひらの針灸接骨院